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期間工バイブル

工場・期間工のHTC(派遣 × 転職 × 貯金)パーフェクトConnectガイド。自動車メーカーで働く俺たちの情報バイブル

【徹底調査!】期間工・派遣のアウトソーシング会社を徹底的に比較調査してみた結果…

期間工・派遣社員として働く場合、直接だと雇って貰えなかったり、アウトソーシング会社を1社噛ませた方が入社祝い金を貰えたり、待遇が良かったりする場合があります。例えば、祝い金の場合、アウトソーシング会社が依頼元に期間工・派遣社員を派遣する事によって得られる報酬の一部を社員に還元しているだけなのですが、なぜ依頼元の企業は高いコストを支払ってまで人材募集や管理をアウトソーシング会社に人材の派遣を依頼するのでしょうか。アウトソーシングの定義と、企業がアウトソーシングを利用する意味、工場向けの期間工・派遣のアウトソーシング会社にはどの様な会社があるのかについて説明します。

アウトソーシングとは


アウトソーシングとは直訳するとOut+Sourcingとなり、「外部資源化」という風に訳されます。つまり、外部の資源を利用するというのが元々の意味ですがビジネスの現場においてアウトソーシングとは自社の特定の業務について、外部の事業者に対して業務委託を行う事を意味します。
例えば、事務員が不足しているので、派遣会社から事務員を派遣して貰う、展示会の時だけコンパニオンが必要なのでイベント会社に委託する、経理業務を税理士にお願いする、自社が進出していない地域での営業を営業代行にお願いする、事業戦略の立案を経営コンサルタントに依頼するなどこれらは全て会社の外部資源を利用するアウトソーシングの例です。このように会社の様々な業務はアウトソーシングする事が可能です。

アウトソーシングの意味


企業側がアウトソーシングを利用する意味は2つあります。一つは社内で専門部隊を持つよりも外部の専門的で経験豊富な専門家の方が同じ時間でも高クオリティの成果が期待できる事です。もう一つは、管理の手間の削減です。例えば、短期的にだけ人が欲しい場合や短期雇用の社員を多く抱える場合は、それだけ人を集めたりその人員に仕事を割り振ったりと人員のコントロールが難しく管理の手間は膨大なものとなります。よって、自社で専門部隊を抱えて手間暇をかけてまで人員管理を行うよりも、お金を支払って専門の会社に業務をアウトソーシングする事によって人員管理の手間を削減しようとします。
この様に企業がアウトソーシングを利用する意味は、内製化するべき業務と外注する業務を区別して、外注する業務は外注先に任せて自社が集中するべき業務に集中する事にあります。

アウトソーシングと派遣の関係


上のようなメリットから、トヨタやホンダなどの有名な大企業であっても、工場を稼働させるための期間工を予定通り必要人数集めて管理する事は手間が掛かるために積極的にアウトソーシングサービスから期間工の派遣を受け入れています。
例えば、株式会社アウトソーシングという会社はトヨタやスズキなど多くの自動車関連企業に対して期間工を派遣していますし、日総工産株式会社という会社はタイヤメーカーのブリヂストンやトラックのいすゞなどに対して人を派遣しています。他にも株式会社ORJという会社がホンダに対する期間工の派遣をおこなっていたり、日研トータルソーシング株式会社という会社が日産やスバルの工場に期間工を派遣していたりと、ひとつの大手企業であっても様々な人材アウトソーシング会社を通じて期間工の受け入れを行っています。

工場系人材アウトソーシング会社の株価から見る業界規模


このように、工場に対する派遣は盛んに行われており、上場している会社も存在します。例えば、工場系人材のアウトソーシングを行っている上場企業としては東証一部だと、製造業向け技術者派遣のトラストテックやアルプス技研やテクノプロホールディングス、アビスト、メイテック、工場の製造ラインへの派遣が得意な株式会社アウトソーシングがあります。他にも東証二部だと、マイスターエンジニアリング、ジャスダックだと機械の設計技術者を派遣しているヒップ、半導体関連の技術者派遣を行っているUTグループ、日本マニュファクチャリングサービスなどの会社が存在します。
いずれの企業も年々売上をあげており、2016年時点でのこれらの企業の売上を合計すると約5000億円となり、各社まだまだ成長を続けています。また、それだけではなく、株式の人気度を示す指標となるPBRが日経平均が約1.5の所、これらの企業の平均は4.0となっており、投資家も工場系人材のアウトソーシング業界が伸びると考えている事が伺え株価も長期的には高まっています。
(売上については各社が2016年に発表した決算、PBRについては2017年3月時点での計算)

株式会社アウトソーシングとは


このような工場向けの人材アウトソーシング会社の中でも期間工・派遣として働く際に覚えておきたい会社が株式会社アウトソーシングです。株式会社アウトソーシングは1997年に設立された会社ですが、2013年には東証1部に上場し、2016年12月期決算において売上280億円となっています。本社を東京丸の内、本部を静岡県静岡市に置き、国内に22の営業所と15の採用センターを持っています(2017年3月時点)。
株式会社アウトソーシングは上場している工場向け人材アウトソーシング会社の中でも製造ラインへの人材派遣に特化しており、各自動車メーカーに期間工を派遣しています。よって、トヨタやホンダ、スバル、スズキ、いすゞ、デンソーなど自動車関連の期間工の自動車メーカーを中心として、それに付随する自動車の部品メーカーなどまで様々な期間工の求人が株式会社アウトソーシングに集まっています。

株式会社アウトソーシングテクノロジー


株式会社アウトソーシングは代表的な期間工の派遣会社ですが、株式会社アウトソーシングテクノロジーという会社も存在します。株式会社アウトソーシングテクノロジーは株式会社アウトソーシングのグループ会社ですが、工場向けの派遣の中でも特に研究開発に特化した派遣会社となっています。
設立されたのは2004年で、東京丸の内に本社を置き、12の支店と、7つの営業所、5つの開発センターを持っており、約4000人以上の従業員が働いています。(2017年3月時点)
株式会社アウトソーシングと同様に派遣先は日産、トヨタ、日野自動車などの自動車系のメーカー中心となりますがマイクロソフトや日本ユニシス、サイバーエージェントの様なIT系企業に対するエンジニアの派遣も行っています。
アウトソーシングテクノロジーでの派遣については単なるライン工の派遣ではなく、研究開発用のエンジニアの派遣となるので、期間工の派遣との仕事内容の違いに注意が必要です。

アウトソーシングテクノロジーの評判


ちなみに、アウトソーシングテクノロジーという会社の評判はどうなのでしょうか。前提として、派遣会社であるので業務の内容や待遇についてはどの会社に派遣されるかによって大きくことなります。その様に派遣先に依存する内容を除いてアウトソーシングテクノロジーには以下の様な口コミがネット上に書かれています。

例えばYahoo知恵袋においては
アウトソーシングテクノロジーの評判について数件質問にあがっていますが
悪い意見の典型例としては

ITの派遣及び業務委託の会社ですので、エンジニアとして内定を貰えたのであれば、担当営業次第であなたのキャリアパスは左右されます。
ITは専門職ですのでスキルがあれば、それに応じた現場へ行き仕事をこなします。
担当営業に自分の描きたいキャリアパスをしっかりと伝えることができ、求めたキャリアパスに乗ることが必要です。
また、スキルがない場合は、基礎知識だけ叩きこみ(所謂研修)、営業に言われるがまま誰でもできる現場に入れられます。
そこで身につくのは技術ではなく、社会のお作法と、現場固有の運用知識のみです。もちろん、スキル要件がない為給与も安いです。参照:yahoo知恵袋

という風に、待遇の悪さを指摘する意見があげられます。ただし、この様な批判はアウトソーシングテクノロジーに限らず、一般的に技術者派遣会社に対する批判点です。他に、アウトソーシングテクノロジーを擁護する意見としては

株式会社アウトソーシングテクノロジーは
人物重視の選考をしています。
多少技術がなくても人柄が良ければ積極的に採用してくれますし、
従業員を非常に大切にしているように感じます。
参照:yahoo知恵袋


ITはともかくR&Dはアウトソーシングテクノロジーの評判が良いですね。ロボットを利用したエンジニア教育に力を入れたり、女性のエンジニアを積極的に採用していたり、ちょっとイメージが変わってきています。
参照:yahoo知恵袋

などの意見があります。いずれにしてもどの派遣会社に対してもなされる一般的な批判と擁護なので、アウトソーシングテクノロジーに対する評判がネットを見る限り悪かったとしても、ごく一般的な批判なのでネットの口コミを必要以上に鵜呑みにせず実際に自分で確認する方が良いでしょう。

株式会社アウトソーシングトータルサポートとは


他にもアウトソーシンググループの派遣会社として、株式会社アウトソーシングトータルサポートという会社もあります。株式会社アウトソーシングトータルサポートはアウトソーシンググループの中でもコンビニエンスストアやスーパーマーケット向けの販売員、イベントスタッフや街頭PR・サンプリングスタッフの派遣を行っている会社です。
もともとは2005年に設立された株式会社ブラザーズという会社が2013年に株式会社アウトソーシングの子会社化し、その後2016年に株式会社ブラザーズ、株式会社シーアールエス、株式会社ATSが統合されて株式会社アウトソーシングトータルサポートとなりました。
他のアウトソーシンググループの企業と同様に東京の丸の内に本社を持ち、秋葉原、池袋、札幌の3営業所で活動しています。(2017年3月時点)

アウトソーシンググループとは


このように、株式会社アウトソーシングは自動車業界のライン工の派遣を中心として様々な業界に対して技術者派遣や受託業務を行うアウトソーシンググループを形成しています。
アウトソーシングテクノロジーやアウトソーシングトータルサポートの他のアウトソーシンググループの企業としては、化学・生化学の分野に特化した株式会社トライアングル、ITに特化したソニカル株式会社、建設コンサルタントとして技術者派遣、受託事業を行う株式会社共同エンジニアリング、車両の受託開発会社である株式会社アネブルや、医薬品の受託開発を行う株式会社アールピーエムなど様々な業界に対する派遣・受託開発の業務をアウトソーシンググループで行っていますし、M&Aによる海外進出を積極的に行っていて、古籟依 (大連) 信息科技有限公司、OS Recruitment (Thailand) Co., Ltd.などの海外法人をグループ傘下に保有しています。
この様な、アウトソーシンググループ全体での売上は約1400億円、社員数は約4万5000人となっています(2016年12月時点)。

アウトソーシングの意味と期間工として働く際に知っておくべき企業


アウトソーシングとは、企業が外部の事業者に対して業務を委託する事を指します。アウトソーシングを行う事によって企業は管理コストを削減する事が可能なので、大企業であっても積極的にアウトソーシング会社を利用しています。
様々な工場系人材のアウトソーシング会社が存在しますが、期間工として働く上で覚えておきたい会社が株式会社アウトソーシングです。株式会社アウトソーシングは東証一部に上場している期間工の派遣の最大手企業で自動車メーカーや付属する部品メーカーの期間工募集に関する情報は株式会社アウトソーシングに集まります。
また、株式会社アウトソーシングは自動車のライン工の派遣だけに限らず、グループ会社を通じて化学、建設、医薬品、ITなど様々な業界に対して技術者派遣、受託開発を行っています。