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40代派遣男が一発逆転するには?現実的に考えた策をご紹介

契約社員、派遣社員などの非正規社員の割合は年々増え、いまや働く人のおよそ4割が非正規社員となっています。

40代の派遣社員をしている男性、略して40代派遣男さんは、世にいう働き盛りです。

なのに、この年代になると求職しても年齢ではじかれることが多くなり、不本意極まりないはずです。

ならば攻撃は最大の防御、いい仕事をチェックしておいて損はありません。

◇派遣で働く40代の男の現実 

平成28年9月厚生労働省が発表した「平成27年度賃金構造基本統計調査」には、27年度6月分の平均給与が表に示されています。

この数字をもとにザックリと40代の男性の年収を計算すると、派遣社員は約284万円、正社員は約470万円になります。

派遣社員は正社員の60パーセントの年収というわけです。

収入がそうであるように、生活も非常に個人差が大きいので一概にはいえませんが、40代といえば結婚しているサラリーマンならば、マイホームや車のローン、子どもの教育費、となにかとお金がかかる時期です。

一定の職場で安定した収入が見込めますが、やりくりなどの工夫が必要かもしれません。でも、生活をエンジョイするための経費は十分捻出できるのではないでしょうか。

40代派遣男さんとなると、性質上、職場、収入の安定を求めることは無理です。

安定しないうえに、正社員の60パーセントの給与ですから、到底正社員と同じような生活は望めません。

倹約の日々に「このままでいいのだろうか」と自問自答しても、採用率の低い40代、採用されても低賃金が多く、これでは食住を維持するだけで精一杯です。

◇あきらめるな!この状況をどう打破するか!?

 

人間は食べ物も寝る場所も必要だし、下着も上着も必要です。どこかに出かけるには交通費だっていります。お金がないと、不自由でストレスがたまります。 

そんな悩みを解決するのが、期間工という働き方です。

期間工は、日産、トヨタといった自動車工場や電子部品工場で、期間を限って働く契約社員のこと、企業の直接雇用となります。

近隣に住まいがない限り、寮に入りますが、寮費は無料か、あってもごくわずか、水道光熱費も無料です。

期間工は体力を使うハードな仕事ですが、待遇がよく、寮費などの生活経費がほぼかからず給与手当も各種ありますから、短期間でお金を貯めることができます。

待遇は企業によって異なり、それぞれに優遇措置があります。

期間限定ですが、更新で契約期間が延長されると、優遇措置内容がグレードアップするなど、特典が追加方式になっている企業などもあり、働き方次第でかなりまとまった金額を手にすることが可能です。社員登用制度のある企業もあります。

40代派遣男さん、現状打開のためには、期間工に着目しないわけにはいきません。

◇でも、実際の話、40歳から期間工になれる?

 

体力のいるハードな仕事だと聞いて、40代派遣男さんは少々腰が引けたのではありませんか。

でも、40代の方が期間工として働いている企業は案外あるのです。

たとえば、乗用車用オートマティックトランスミッションやナビゲーションシステムを製造しているアイシンAWは、40代の期間工が多いことで知られています。

自動車部品を機械で加工、加工がすんだ部品の組み立て、部品の運搬ほかの作業があり、未経験でも丁寧に教えてもらえます。フォークリフトやアーク溶接、玉かけ、クレーン免許の資格などがあればさらに有利、優遇が期待できそうです。

雇用形態は会社が直接雇用する契約社員、契約期間は3か月からで、通常2年11か月までですが、アイシンAWは期間延長制度により最大4年11か月まで延長可能です。正社員登用制度があり、毎年右肩上がりの3ケタ台の実績をあげています。

勤務は基本2交替で、時給1,420円、残業および深夜1,846円、休日出勤2,059円ですから、働き方で月収30万円以上を得ることが可能です。これに、規定によりますが、交通費、各種手当などがつきます。

おもしろいのは、5000円相当のものを配布してくれること。インスタントラーメン、シャンプー・ボディーソープ・洗剤・柔軟剤などの日用品ですが、気づいたらなくなっていて困ったという経験がありそうな品物ばかりで、貯金を増やす助けにもなります。1食135円の食事補助もうれしい制度です。

◇40代がすべき期間工の面接対策とは?

 

期間工として入社するには、企業の選考会などに参加します。

そこで待っているのが面接です。

  1. ハードな仕事に耐える体力に自信があるか
  2. 寮で共同生活はできるか
  3. 工場勤務経験や交替勤務、あるいは深夜の仕事をしたことがあるか
  4. 持病があったり、過去に大怪我をしたりした経験があるか
  5. 志望動機

などが、40代派遣男さんへのベイシックな質問です。

仕事にプラスになりそうな内容には「イエス」、マイナスの内容には「ノー」、基本的に質問に答える形で面接が進むことはおわかりでしょう。

そんな中で、もし、フォークリフト、整備士などの資格があり、そうした職場で働いたことがあればこの点は断然強調すべきです。

答え方次第でなかなかポイントが高いのが、⑤の志望動機です。

「待遇がいい」「お金を貯めたい」と漠然と言うより、具体的に目標を伝えます

「店を持ちたい」「資格を取得したい」などの目標をあげたうえで、「だから、資金をためられる期間工になりたい」というのであれば、説得力が増します。

趣味を聞かれることもあります。なにかのスポーツをいまも続けているなら、サッカーなどで90分フル出場可能とか、社会人バスケットチームのレギュラーとか、軟弱な20歳代の若者より持続力も体力もあるといった能力を伝えるチャンスです。

 

◇まとめ

身動きの取れない経済状況、狭まっていく選択肢に、40代派遣男さんは「まとまったお金があれば」と考えたことはないですか。

きつい仕事ではありますが、期間工は、寮費、水道光熱費が基本無料とベースの生活経費を抑えられ、働くほどに増える各種手当、契約満了金などで、短期間でまとまった貯蓄ができる働き方です。

契約満了時には、そうです、希望に満ちた第二ステージが待っています。

貯蓄の額に合わせ、契約更新があれば受けるもよし、社員登用にチャレンジするもよし、別会社の期間工もよし、自営業を始めてもよし。

それは、あなた次第です。