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トヨタ期間工の業務内容、仕事の実態を入社から満期まで一連の流れで解説

この記事は【実態】トヨタ期間工は底辺で猛烈な地獄だと聞いたのだが…いや、それ間違ってね? - 期間工バイブルの派生記事となっております。

よりトヨタについて詳しく知りたい方は上記の記事をご覧ください。

 

※下記の文章は経験者の肉声を元に、ブログ編集部が校正して掲載しております。

トヨタ期間工の業務内容仕事の実態について入社から満期まで、ちょっとパターン化してお話しようと思います。

入社に至るまで

まず入社までというところですけれど、応募は全国で行われています。

応募ポスター通り動いており、満了金は大きく書かれており、「最大何万円」と書いてます。

引越し料負担、また、タイミングによっては入社祝い金とか、費などといろんなことが書いてます。

ほとんどが斡旋業者経由でやりますので直接応募するっていうところはほとんどありません。

これに興味を持ったらその斡旋業者の方に応募して、ポスターに書かれている通りに応募して、近くの面接会場で応募して言われたとおりにしていきます。

そういう風にして面接を行って仕事が決まっていきます。

やることが決まったといっても決まりましたといったときに引越し料は会社持ちですので、その引っ越しのための負担はほとんどありません。

言われたとおりに手続きして荷物と体をその工場のある場所の勤務地へ移動させます。

そして愛知県の方にたどり着きます。

今回応募したのはトヨタの本社系の所でトヨタ自動車東日本とか九州とかではないので、豊田市、田原市、みよし市のいずれかがトヨタ本社系工場の敷地で、そこから近くに寮がありますということをお話していきます。

 

寮への行き方

飛行機で降りる場合、その飛行機で降りる場所は小牧空港セントレア

小牧空港は福岡、新潟、山形、青森と地方空港でつながっています。

そしてセントレアは海外からも行けますし国内線ほとんどの主要都市からはいけますので、遠い場所の場合およそセントレアになります。

ほんとは小牧空港の場合は自動車の方が豊田市とかのアクセスは良いんですけれど、小牧空港の場合は名鉄か名古屋駅のターミナルのところまでバスで移動して、そこから行きます

 

セントレアで降りた場合は、豊田市までの直行便を使うか、名古屋駅とかまで名鉄で行きます

豊田市までの行き方っていうのは、名古屋からですとJR中央線 、中央線は東京高尾を過ぎた後そのまま山梨に行って塩尻経由で同じ中央線っていうことで、実はつながっている中央線なんですけど、名古屋からそのまま高蔵寺を乗り換えで、愛知環状鉄道っていうところで乗り換えるやり方と、JR東海道線から岡崎で乗り換えるっていうやり方もあるのと、それから名鉄名古屋線の知立から乗り換えて名鉄三河線の真部行きに乗り換えるという三種類のパターン、あともう一つ、バスターミナル、名古屋駅にあるんですけど、そこから高速バスを使って豊田市に行くというルートがあります。

どれを使ってもいいです。

田原工場に行く場合、豊橋に行かないといけません。

豊橋へは新幹線で行くか、名古屋から名鉄若しくはJRで行くか、それかそういうやり方で豊橋へ行ったあと豊橋から電車かバスを使います。

じゃあ遠くからきて初めて愛知県名古屋に来てどういう風な感じを受けるかといいますと、春に来ると、少し汗ばむ程度、梅雨時期は大体30℃近い気温と湿気でとにかく蒸し暑い。

夏は動きたく無くなるような酷暑で35℃から37℃になります。

秋は残暑が厳しい状態になり、冬が来ると、名古屋田原は暖かいです。

昼間は過ごしやすいです。

ただ、豊田市は内陸部にあるっていうところにあって、底冷えしやすく朝は寒い。

つまり豊田市の工場あるところは、夏は暑く冬は寒い職場という事になります

で、田原工場の方に行く方に注意なのは、津波が怖い人は、田原だときついでしょう。

東海・東南海地震が来ると津波で逃げ場は少ないので、最初に逃げ場所を探してから動くのをお勧めします。

そんなこんなで豊田周辺の寮に移動しました。

 

入寮について

入寮手続きを終え、軽い説明を受けて入寮は完了しました。

寮へ入る場合、荷物は大体入口の前に積まれていて、たまに入口へ入りづらいところもあるんですけどその引っ越しの時に持ってきた段ボールが積み上げられているかまだ来ないかはそのスピードによりますが、物があるわけです。

寮の中の部屋は、布団ベットがあるだけ。

シーツとか、掛け布団とか、タオルとかそういうところはあるかないかはわからない。

歯ブラシ衣類洗面用品類、まあシャンプーとかも含めてそれは全て自前です。

というところで、寮はどこになるのかというところで選べません

アビリオの最新寮から築5~60年の寮までどこに入るか分からないし、隣にいる人間も誰か分からないので、コミュニケーションが苦手な人はつらいかもしれません。

そんな中入寮が終わってちょっと時間がたって手持ち無沙汰になり、身の回りの持ち物に不足を感じたら買い物しに行きます。

バス経由になるかもしれませんが、トヨタの寮の近くにはメグリアという名前のスーパーがあります。

工場や本社の売店もメグリアです。

元々はトヨタの生協が独立したっていうのがメグリアですから、食堂・スーパー・売店が豊田市内に散らばっています。

大きいメグリアでは工場の作業服や帽子まで扱っています。

豊田市駅の中心部まで出ますと、ショッピングセンターのメグリア、後は松坂屋などがあり、服、日用品を揃えることができます。

それでも足りない場合は名古屋まで出ていく必要があります。

 

引越し手続きから生活に関する内容

工場の勤務に入る前に、引っ越しの手続きについてお話します。

まずは転入届です。

平成の大合併で、県の1/4~1/6、岐阜県境や長野県境も豊田市になりました。

豊田市役所は豊田市駅の近くにありますが、合併前の役所も転入・転出ができます。

上郷支所とか、猿投支所、いろいろな支所があり、その辺の役所で手続きができます。

近くを探して行ってください。

水・電気は寮でまかなう場合は手続きが不要です

車庫証明、及び免許証の住所変更は警察署です。

国道248号線、城っぽいモニュメントのかに道楽があるんですけど、その南側の方に警察署があり、手続きができます。

豊田市のその市街地っていうのはおよそ集まっていますので、そこで自転車を買うと、そのあたりの移動は楽になります。

車社会っていう側面から車があれば一番便利なんですけど、車は高級品で入手が難しいので、自転車1つだけで、1時間圏内で豊田市の中心部は網羅できますので揃えた方がいいと思います。

携帯・スマホの住所変更は各キャリア(au・ソフトバンク・ドコモ)の拠点に行けばよいのですが、国道248号線沿いにあります。

歩くとその駅からは遠いので、やはり自転車か、それから車がほしいです。

バスはちょっと田舎の地方都市というところと、あとは自動車普及の観点なのか分からないのですが、本数は少なめです。

WIFIや固定回線などのネット回線を契約したい場合は、EDIONが便利です。

寮の場所によって最寄りは変わりますが、国道153号線沿いの店舗を使うか、豊田大林店がどちらかが最寄りになると思います。

必要に応じてご利用ください。

また、インターネットの一時利用であれば、豊田市駅やその周辺にインターネットカフェや漫画喫茶がありますので、利用すると良いでしょう。

手続きを終えた後、寮に戻ります。

 

寮の設備~風呂・食事~

風呂です。

風呂は、およそ24時間空いている場所が多いです。

工場では2交代、3交代で24時間近い体制で生産をしているので、時間がずれて工場から帰宅する人が現れ、帰る時間帯に重複すると、

風呂は混みます。

逆にその帰宅している人たちの時間をずらせば風呂は空きます。

マナーが悪い人も少なからずいるので、体を洗わずに湯船に入った人がいると、風呂にゴミや油・垢が浮きます。

そういうのが嫌いな人はシャワーだけにこだわる人もいます。

恐れずに入る人や気にしない人が湯船にはいります。

風呂は、外にもあります

豊田市駅から南に1駅、名鉄上挙母駅や愛知環状鉄道新上挙母駅から西に行くと、「おいでんの湯」があります。

「おいでんの湯」は朝割引き夜割引きもある便利な場所で一番安い時間帯は500円からですが、広い湯船でゆったりとできますので本当にゆっくりしたい場合はそちらへ入るというのは一つの手です。

本社工場限定になりますけど、それとあとは期間工は使えるかどうかっていうのはちょっと下調べができてなくて申し訳ないんですが、という前提で、豊田本社地区の事務本館・新本館の東側にトヨタ会館っていうところがあります。

トヨタ会館自体はプリウスとかクラウンとか車の展示っていうのをやってるんですけど、今回はなしたいのはその地下です。

地下の入口にはまずスタバとラウンジがあります。

そして午後5時から開くBARがあり、あとはレストランがあります。

サッカーの試合も流したりします。

その中に硬めの会議室もあったりするんですけど、ジムやラウンジ、それから銭湯もあります。

いわゆるスタバやレストランは外部客も利用はできます。

銭湯とジムについては期間工は使えるのかっていうのは実はわかんないので、休日に使えるのかっていうところを調査しにいくのも手だとは思います

ここら辺が風呂です。

 

風呂の次は飯です。

メグリアで弁当・総菜を買うのも手ですし、寮に食堂があれば利用ができます。

外にも食事できる場所が多いので、そちらで済ますことができます。

休日のランチには食べ放題可能な場所もいろいろありますのでそちらを使ってみてもいいかもしれません。

というところで風呂ごはん、あとは日用品を済ませて、あと役所の手続も終えましたので、出勤に備えて寝ます。

 

いよいよ出勤!

起床した後、言われた場所で待つとバスが来ますので、そのバスに乗って工場まで通勤します。

工場で一定の手続きをした後で、工場の職場へ行きます。

ちょっとその前に巻き戻って、寮で言われると思うのですが、トヨタは、敷地内の機密が徹底的に管理されています。

それも性悪説の信用が無いという前提で扱われます。

どういうことかというとカメラ付きスマホ・携帯は敷地内で持っているのが発覚された時点で大事となり、最低叱責、最悪懲戒です

懲戒っていうのもいろいろランクがあって、懲戒の一番上は解雇ですけど、まあ減給とか、厳重注意とかそういう風な名前でいろいろランクがありますが、それくらいの大事です。

持ち込むにはちゃんとルールがあって、カメラを封印する、そして申請をするか、もともとカメラなしの物を使う、っていうところです。

それ以外は、いわゆるカメラを封印したくない場合は、その敷地のゲートの前に小物入れロッカーがあるのでそれに入れるか、守衛に預けるという行動をします。

こうして映像機器の持ち込みっていうところは本当に管理されていますので注意してください。

職場で異なりますが、一回受け入れの方で事務手続きをすると、明日からなのか、午後からなのか、今なのかは毛並みが違うようです。

その中で職場のシフトも確認して、通勤時間・開始時間も確認できました。

っていうところで初仕事に入ります。

 

いよいよ初仕事

一番最初はだれでも知らないのは当たり前なので、覚えながら仕事を行って行きます。

ですが、1工程を覚えると、その日のうちにその場を任せられます

その瞬間に期間工として生産ラインの仲間になった瞬間が訪れます。

最初に教えられることとしては、まずいことがあったりとか、何か止めないといけない時は「止める、呼ぶ、待つ」でアンドンを引け、という教え方をされるんですが、そのあとは職場によってその対応が完全に変わります。

そういう風なところをきちんと奨励して、ラインを止めた後に、アドバイスしてくれるところもあるんですけど、まず最初に「ラインを止めるな、なんで押した!」という形で、叱責と威圧から入るようなところもあります。

なのでそこは雰囲気を察して動かなければいけないところが辛いところです。

職場としては2時間働いては5~10分の休憩を行い、それを2セット、4時間働くと大休憩、食事の時間になります。

工場の敷地は広いので、外へ食べに行く時間はありません。

大休憩の時間になると、おもむろにロッカーに行く人と食堂に行く人へ分かれます。

食堂へ行く人は食事に行く人ですが、じゃあロッカーに行く人は何をやっているかというと、スポーツウェアに着替えて駅伝の練習をします

そのランニングをして練習した後に食事を取ります。

食事は、場所によって違いますがカフェテリア形式の場所もあります。

好きなものを取って清算する方式です。

私のいたところでは、食べたあと、皿のスクリーン(シルエット)でメニューを読み取り清算する方式でした。

食堂の入口に食券カードを買う場所があり、食堂カード1000円+チャージ料を入れます。

カードは、返却時にそのカード料金1000円を返却します。

無くすとそのまま無くして終わりですのでご注意ください

愛知らしくメニューにはきしめんやカレーうどんもあります。

冷やし中華もからしとマヨネーズをつける愛知方式です。

うどんやラーメンは250~400円程度、定食をメイン・味噌汁・ごはん・副菜でフルセットで買うと500~700円でなかなかの値段になります。

午後も2時間×2回で定時時間のおよそ8時間が終わり、残業する場合はさらに+1~2時間追加し、仕事が終わります。

 

仕事終了~今日も1日お疲れ様でした~

仕事が終わったらロッカーで着替え、バスで寮に帰ります

初仕事はいかがだったでしょうか?

体の強い人弱い人でその疲れ方というのは違います

ただ単純な作業を精密にやることの繰り返し、立ちっぱなしなど慣れないことが多かったのではないでしょうか?

後は風呂・ごはん・就寝などでしょうか?

余裕がある人は寮から出て遊びに行く人もいます。

遊ぶ場所はゲーセンや豊田市駅周辺の夜の街です。

酒を飲める居酒屋もあります。

明日への英気を養い、また明日も仕事が始まります。

という事を繰り返して数日経ちました。

自分の体を実験するといろいろなことが体験できるようになりました。

例えば風呂に入った日とシャワーだけの日で次の日の体のキレが違う

酒を飲んだ日飲まない日で次の日の元気が違う

栄養ドリンクを飲んだ時と切れた時が自覚できるとかです。

そして、体について行けない人はだんだん、その週の最初から最後で体が重くなっていることを実感します。

とはいえお金のために頑張ります

金曜日が終わって1週間終わったと思ったらそれは虫のいい話です。

工場は休出が前提である場合が多く土曜日が1週間の終わりです。

あと一日頑張りましょう。

期間工の給料も募集要綱の数値は、前提条件が残業・休出・交代勤をモデルに計算しています。

土曜日の勤務が終了し、今度こそ一週間が終わりました。

 

交代勤務について解説

工場の多くは交代勤務です

来週から勤務時間が変わります

朝→遅番の場合は、例えば土曜の15:00に仕事が終わって月曜のPM15:00からの仕事ですので、およそ2日間休めます

遅番から朝の場合は日曜のAM 1:00に終わって月曜のAM6:30スタートとかになりますので、そうすると休みは30時間弱しかありません

その交代勤務の時間の変わり方でそもそも休み時間、いわゆる休日が10時間とか15時間変わるわけです。

この時間の差はとても大きいです。

朝番はおよそ定時が6時半から大体午後の3時半から4時、プラス残業で4時半とか5時に帰る。

で遅番の人は午後の3時半から4時からスタートして、その次の日の0時が定時で1時とか1時半に終了。

更に夜番とかだと午後の9時からスタートして、朝の6時半完了、という形でやったりだとか、その交代する勤務のやり方には、例えば工場のシフトによっては12時間交代で4日やって3日休むとかそういう風なスタイルの職場もありますので、そこは職場によって全然違います。

ただシフトがいろいろ変わってくることがあるんだという事が重要になってきます。

そうやって一週間終わってシフトが終わるっていうところになると、疲れてくるんですね。

体内時計が狂い体調を崩す人もいますし、あとはそもそももう期間工として工場に入った時点で一般人の勤務時間と感覚が違うので、世間と隔離されます。

もう時間が合わないっていうことはもう話も合わないんです。

起きてる時間寝てる時間テンションも疲れ具合も違う。

世界観が違うところで人と合わせるっていうのはとても難しいんです。

そういうところを気遣ってくれる人がいるといい友人になるかもしれないですね。

というところで、一週間が終わると違うシフトで一週間が始まったりします。

そうやって過ごしていくと、職場の中で、妙に声が大きい人がいるんですね。

ヨーシ!ヨシ!とかものすごい大きい声でやったりする人がいます。

誰かっていうと工場で採用された生え抜きの人とか下部組織トヨタ工業学園というところからの出身者も居たりするんですけど、そういう人たちは、トヨタ式教育を叩きこまれて、大声ではっきりした声で動くっていう人が多いです。

教育以外は人の素養で人の性格っていうのがあるので、威圧的で偉そうな人もいます、正直。

っていう人もいれば普通な人もいます。

そんな人がいて「なんだこの職場」って思ってもそこに慣れるようにしましょう。

そのうち慣れます、そのうち。

 

工場の工程について

工場の工程によって紹介していくと、その職場によっていろいろあります。

工場では今日の目標と進捗状況が見える位置に貼ってます。

組み付ける部品について誤組み付けを防ぐため、色替えや組み付け出来ないように工夫するなど行っていますが、まず組み立ては部品の組み立て・組み付けを行います。

ドア・タイヤ・サスペンション・オーディオ、メーター・バッテリ・ハーネスなどの重量部品・電子部品から、最後はエンジンとかトランスミッション、排気管をドッキングしていきます。

っていうところで重い部品の場合は負荷が大きいですし、小さい部品は今度内部の方の組み付け部品が多く、無理な体勢での作業が多いので、それはそれで辛さがあります

空気いすみたいな、そんな感じのことをずっとやり続けるという事ですからね。

塗装は鉄板とかに色を塗る作業なんですけど、最新工場ではない場合、ひたすら握力を使ってレバーを握る作業を行います。

痛いです。

化学物質を金属に吹き付けるので、塗料のミストが体にかかってしまったり、吸ってしまわないように注意してください。

やっぱり慣れないうちは腕が痛いです。

溶接っていうところは、よほどの古い施設でない限りは、自動車の車体骨格はロボット溶接なので、その溶接工程としてはロボット自体をメンテすることがメインになりますが、一部溶接工程が残る部品については、手作業で行うかもしれないです。

そういうところは高温を扱う作業なので、やけどには特に注意しましょう。

 

プレスは鋼板をドアの形とかに一気に成形する力任せの工程です。

ある型に対してぎゅーってたい焼きの型をやるとたい焼きのあれが出来上がるものを金属でやります。

どかんどかんどかん、とものすごい大きい音です。

人が挟まったら確実に助かりません。

挟まったところは全部なくなります。

出来上がった部品の端は刃物と同じですので、いつでも手を切ることができます。

長そで、ケブラー手袋は必須の工程ですし、出来上がったものも重量物ですので力もいります

機械加工・鋳造・鍛造などっていうところで、機械加工っていうのは旋盤やグラインダー、ボールなどで金属そのものを加工する工程です。

鋳造っていうのは高温の金属を型に流し込んで鋳物を製作します。

鍛造は金属を叩いて固くします。

っていうところで、金属なものの工程は固い、重い、端が危険、あとは熱いなどといろいろな危険な要素が詰まっていますので、これも重労働になります。

いろいろな検査工程も含めて工程があるんですけど、楽な工程はほぼないと言っていいでしょう。

こんなところで最初の工程は1つだけですけど、その前後の工程を1つずつ覚えていきながら、そのあとは1週間ごと交代勤務で、その勤務の時間が変わるという体内時計の調整に苦しみながら1か月が過ぎます。

そして待ちに待った給料日がやってきます。

 

給料日(歓喜)

給料日...給料は勤務日数と勤務時間と基本時給で計算されます。

残業は基本自給に割増です。

10時以降は深夜手当が付きます。

10持以降の残業は、深夜手当+残業です。

交代勤務の場合は交代勤務手当が付きます。

休日出勤は土曜にやるんですけれど、休日出勤割増があります。

なので休日出勤+残業+深夜だとそれなりのプラスプラスで、そこの部分の時給は大きくなります。

それらが計算されてようやく額面が25~30万ぐらいになっていきます。

 

1か月フルで勤務し、皆勤の場合はトヨタの場合報奨金という形で支払われます。

一方マイナス分は地方税所得税社会保険料、などがあります。

っていうところで、一か月過ぎました。

ちょっと一か月過ぎるまでのコツは、最初の3日間でまず体になれるのかというところ、そして一週間を過ぎてシフトが変わる交代勤務で、体内時計の調整がうまくいくのかっていうところ社会的に切り離されていくんですけどまあそこに慣れていくのかっていうところ、そしてようやく見た勤務の給料の額を見て頑張れるかっていうところで、そこが次の月へ続けられるのか続けられないのかっていうモチベーションになっていきます。

お金をためない人は、給料を頭金に新品・中古で車を買うという人もいます。

こんな感じで次の月が始まります。

 

立哨~トヨタにはいろいろな人がいる~

ボーナスや春闘の近くになると、プロパーの組合員が”立哨”、「立って哨戒する」みたいな感じで声かけしています。

どんな感じでやっているかというと、大体10人とか15人、20人くらいがいて、それでまずリーダーの人が「おはようございます!」っていうとメンバーが「おはようございます!」っていう風に復唱する。

そしてボーナスの所だと、「要求は7か月です」とか、あとはボーナスじゃない時は、「階段の手すりを持って歩きましょう」とかそんな安全標語の唱和みたいなことをやって、メンバーが復唱するというところで、それを職場の入口とかでやっています。

期間工には影響がないんですけれど、そういうことをやっているのもトヨタの職場の雰囲気になります。

こういうことを見ながら読みながら、2か月・3か月と続きまして、契約更新の6か月を働きます。

 

6ヵ月が経った頃

夏は暑く、冬は寒い職場で我慢し、6か月に近づきました。

ちょっとこの更新の前に一息いれて、この間に9~11月の間になると、12月頭にトヨタの駅伝の大会があるんですけど、駅伝のメンバーの選出や練習が本格的になります。

それは選手だけではなくて選手をサポートするスタッフも必要になりますので、職場を挙げて応援する体制になっています。

ここで初めて期間工が入るところがあるんですけれど、期間工にとっては「なんでこんなに走るんだ」「なんで走らないといけないんだ」「課外活動じゃないか」と思うかもしれませんが、これがトヨタっていう組織にとってものすごい特殊なことで、もし社員を本気で目指すんだとしたら、駅伝こそが職場で目立ち、貢献するチャンスなので、ここがアピールポイントです。

11月末~12月頭にある本大会では、トヨタスポーツセンターへ応援しに行こうというような、いわゆる声掛けがあります。

っていうなかで、本番にちょっとトヨタのスポセンに行ってみましょう。

行ってみたわけです。

そうすると、はてなマークがたくさん浮かびます。

集まった人数、2万人くらい

日曜日とか土曜日のいわゆる休日にやるわけです。

そんな日に集まってるわけです。

競技場には、いわゆるベンチはあるんですけど、田原・本郷・本社・本町・広瀬など、工場や地区ごとにエリアが割り当てられていて、そこに人が集まっています。

駅伝と言っても公道を走ると迷惑になるので、トヨタスポーツセンター内の、決まったコース、トラックとその競技外のトヨタスポーツセンター内の敷地1周数kmのコースを何周も、一区だれだれ二区だれだれっていう形で、メンバーでリレーのように走ります。

要は拡大版リレーです。

同じコースを走り続けるので、同じ場所で応援し続けられる段取りとなっています。

それをやると何が起きるかというと、競技がスタートした瞬間に、各地区の応援団がずっとエールを送りっぱなしの状態になりました

選手がいない間OFFになるとかそういうんじゃなくて、もうずーっと声を出し続けます。

各地区の人間が。

大音量の中で選手は走り続け、襷をつなぎますっていう異様な光景が続きます

順位も順位でものすごいビッグなことになっていて、1チーム8人だか10人くらいになるんですけどそれが200チームくらいあります。

第200位とか230位とか250位とかあるんです。

出場チームはつまり200チーム以上あるというわけです

よく見ると海外の関連会社チームもある、トヨタグループの企業のチームもあります

 

同じ地区でも何チームも出してるところもありますねっていうところで、異常な光景ではあるんですけど、この中で活躍すればいわゆる室長部長クラス、まあたまに社長もいるんですけど、役員クラスも見えるというところで、確実に目立てます

目立つと社員への道が開けます

これは行ってみないと実際に雰囲気が伝わらないと思うので、別にこれは期間工とか社員じゃなくてもこっそり行ってもばれないくらいの感じですので、行ってみてその雰囲気を探ってみてその重要さを認識するというところは、真面目に社員を目指すのであればやってもいいことかもしれないです

というところでちょっと戻ります。

6か月の勤務が終わり、更新が近づいてきました。

班長やチームなどの相性もあるかもしれませんし、景気が悪くてだめになるかもしれませんし、どうしても工程が複雑で難しいかもしれません。

ここで更新ができるか雇い止めされるかが決まります

雇止めされるとおさらばになります

 

更新できた場合、まあおさらばされても更新できてもまずは6か月目の給料には、勤務日数に応じた慰労金があります。

ここで満了金っていう定義になるんですけど、満了金は慰労金+各月の報奨金を合わせたものを書いています。

っていうところで、慰労金は日数に応じて支払われるので、それなりの金額という事になります。

今回運よく更新できました。

これで更新できればまた6か月働くことができます。

そういうことを寒い時期も暑い時期も働き、更新を5回終わるころには、すでに、期間工で働いて2年と半年になりました。

期間工は6回目の更新がありません

というか3年目の更新がありません

期間従業員の契約が無期になる労働法の改正が行われましたので、今まで更新できたことが、雇用側が無期契約になるというところからその更新ができなくなりました。

というところで12か月っていうぎりぎりまでやる、ということもあるんですけど、その1か月を引く2年と11か月という慣行ができて今に至り、その12か月で終わります。

運よく皆勤と慰労金を満額貰えれば、ポスター通りの金額が入手できます

それは大体慰労金+毎月皆勤報奨金というところで200~300万円と、日々節制していれば、およそ毎月10万円の貯金も夢ではありませんのでそれを大体30ヶ月で200~300万円、合わせて約500万円ためることも夢ではありません

遊ばなくてやるのは辛いですが、そこはあなたの欲望と疲れ次第になります。

っていうところでその3年近い期間工の仕事が一つ区切りになるときには、体重も減り、無駄な肉もなく鍛えられた体になります。

そんなとき、職場にとって不可欠な存在になっていれば、これはむしろ職場にいないことが損失だということで、社員への登用試験というか推薦もありえない話ではないです

一方で、誰でもできるような状態になっているのであれば残念ながらあなたにとってのそこでの契約は一旦無になります。

じゃあ次にどこに行くのかということになりますが、愛知県はトヨタ関連企業及び製造業が多いので、別な会社の期間工として愛知県や隣県の岐阜・三重・静岡でもう一度期間工として働くこともできますし、期間工で培った精神的・肉体的辛さを経験したことをばねに土方の方へ転職したり、営業職へ転身するというのも一つの手かと思います。

貯めたお金で暮らすのも手ですし、一時的にお金を使いまくるというのも一つの選択です。

まあ夢は広がりますが、契約終了という事実があり、いままでお世話になった寮、豊田市、トヨタの工場とはお別れになります。

ただもう一つ今までやったことに対してルートがあって、解約はするんですけど、そのクーリング期間をおいて契約するという事もやらないことではないようです。

なのでそういう風な手もあるかもしれないです。

とはいっても自動車会社というのはみんな似たようなものですので、次の会社は都会に行きたいんだったら日産の工場とか日野自動車の日野工場を選べばいいし、田舎だったらスバルやマツダといった田舎に工場がある自動車会社もありますので期間工としてやるのか、自動車会社の期間工として他社に行くのか、それとも全く別のことをするのか。

期間工は同一業種で経験者は選考時に強みがあります

その有期期間単純作業の肉体労働に耐えたという証であるからです。

こういう風に退寮及び役所での転出届を行い、別れを告げていきます。

今後の人生に幸多く過ごせることを願っています。

 

***********監修プロフィール***********

期間工ブログライター:ご意見番さん

元スバル期間工・元トヨタ期間工

30代男性・東京都在住

自動車業界での経験が豊富

特に期間工業界の専門家としての立場から、当ブログの記事の監修をお願いしています

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