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期間従業員の有給は何日もらえるの?有給休暇について簡単に解説!

今回は、労働者の一つの権利である「有給休暇」について、その内容や注意点などについて解説したいと思います。

また、どうしても”きつい仕事”と連想されがちな、期間工・期間従業員に於いても、実際のところ有給休暇は付与されるのか?また付与されるとしたら、どれくらいの日数が与えられるのか?などという点にいたるまで、お伝えしていきたいと思います。


有給休暇のシステムとは?

まず、そもそも「有給休暇」とは一体どういう制度なのか?基本的な部分について、解説していきましょう。

有給休暇とは、全ての労働者に与えられる権利の事で、労働者がしっかり心身を休めて、良好な状態で勤労に励むことができるように決められた休暇制度の事を指します。その名も”有給”休暇ですから、休んでもお金がもらえます。また、正社員でないと有給休暇はもらえないの?という声も聞かれますが、パートやアルバイト・もちろん期間従業員にも付与されます。

有給休暇を取得できる条件は二つで、①雇い入れの日から6か月経過していること、②その期間の全労働日の8割以上出勤したこと、を満たすだけです。

したがって、たとえ勤務形態が期間従業員・期間工であったとしても、上記の条件を満たせば、有給休暇付与の対象であるという事になります。

 

有給休暇は何日間もらえるの?

では、肝心の有給休暇はどれくらい付与されるのでしょうか?

厚生労働省のホームページを見ると、勤務日数と付与される有給日数の一覧表がありますので、是非参考になさってください。

尚、有給休暇を取得せずに一年間が経過した場合には、翌年に繰越される企業や、お金で買い取ってくれる企業など、各々の企業の就業規則に沿って処理が行われます。したがって、上記の表でいくと、6年6ヶ月以上勤務している場合で、有給を翌年1年繰り越せる企業に勤務していた場合は、有給休暇は最大40日間付与される事になります。土日が休みだとしたら、1ヶ月の勤務日数はおおよそ22日程度ですから、約2ヶ月間有給休暇を取得しようとすれば休める計算になりますね。

また、パートタイマーやアルバイトなど、1週間に1日や2日程度の出勤しかしない人には、以下の表に沿って別途有給休暇の規定が異なります。(正社員よりは少なくなります)

尚期間工、期間従業員については、1週間に5日以上勤務しますので、上記の表に沿って有給休暇が付与される事になります。

 

 

有給休暇の勘違い!ここだけは注意

そんな有給休暇ですが、取得する立場や、承認する立場でも、いくつかの注意点がありますので、ここでそのいくつかをご紹介します。

 

・有給休暇の理由はなんでもOK?

よく有給休暇を取得する場合、「理由を聞かれるから、もっともらしい言い訳を用意しておこう…」などと言う方が居ますが、基本的にその考えは間違っています。実は、有給休暇を申請する側は、特に詳しい理由を言う必要はありませんし、承認する側もその理由を根掘り葉掘り聞いてはいけないことになっています。有給休暇は労働者の立派な権利ですから、承認者がそのように根掘り葉掘り聞くと、実質「有給取得を拒否している」と見なされ、労務管理上問題になるケースが出てくるからです。

 

・有給休暇の取得は断られる?

先ほども述べましたが、有給休暇は基本的にどんな理由でも認められるべきものです。しかし唯一有給休暇の取得が認められないケースがあります。それは「有給を取得する人が居ないと、甚大なトラブルが想定される場合」です。例えば、一つの会社である製品を作っている場合、ある1人の人しかその製造ノウハウを知らない…という場合、その人が休むとその会社全てが停止してしまいます。そのような事態は実際には起こりえないかもしれませんが、そのケースでは管理者は別の日に有給休暇を取得するよう、お願いできるルールになっています。

 

期間工の有給休暇っていつでも取得可能?

次のポイントは「有給休暇の取得タイミング」です。

こちらも細かいルールは各々の会社の就業規則によるので、一概には言えませんが、基本的には有給休暇の取得タイミングはいつでも良いとされています。極端な話、風邪で会社を休んだ場合、翌日に出社してきて「昨日の体調不良での休暇は、有給休暇にして下さい」と言えば、その通り処理されるべきものです。

しかし、そこはルールというよりも、組織の中で働いているという感覚を忘れないようにする事も重要です。つまり大事なのはルール以上に「協調性」です。ルール上は当日の朝に会社へ連絡して有給取得を申し出ることも可能なのですが、やはりそんな事をされると同じ職場の人に迷惑をかけてしまいます。特に期間従業員・期間工のように、一人ひとりの作業パートが決まっている場合には、その人が抜けると別の人をあてがう必要が出てきますので、できれば有給休暇は最低でも1週間前に申し出るようにしましょう。理想的なのは期間工の勤務シフトが決まる1ヶ月前までに、申請しておく事が常識と言えます。


まとめ

いかがでしたか?有給休暇に関する知識は少し深まりましたでしょうか?

今回ご紹介した有給休暇、特に期間工や期間従業員は体力的にも最初は厳しいことが予想されますから、このような休暇制度がしっかりしていると、安心して仕事に取り組めますね。

期間工を募集している一流企業では、このような有給休暇をはじめとする労務管理は、きっちりと行われていますので、休みたい時には協調性を忘れずに、労働者の権利として有給休暇を申請するようにして下さい。

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