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​​​​​​​工場勤務のライン工が生産技術担当へキャリアアップした事例とその方法を徹底解説

製造現場のライン工から、生産技術担当へとキャリアアップを考える方は、決して少なくないことでしょう。勤務先の方であなたのキャリアプランを考慮してくれて、適宜ステップアップのための異動をさせてくれるような企業であれば有難いのですが、現実にはそのような企業ばかりではありません

ましてや、正社員以外のライン工ならば異動対象にもならないでしょう。

そこで、生産技術に携わるために転職する、という選択肢が生じることも多いのですが、ここで押さえるべきポイントがあります。

先々後悔しないために、是非とも頭に入れておいてください。

 

なぜ工場勤務のライン工が生産技術担当へキャリアアップするケースが多いのか

 

工場勤務のライン工は、昨今では特に大手企業の場合、業種を問わず期間工や派遣社員が担うケースがすっかり一般的になりました。正社員は、製造現場でライン工の管理を担っているケースが多くなっています。これは、期間工の経験がある方なら、よく理解できることでしょう。

工場勤務のライン工は、主に期間工である訳ですが、平均年収は400万円程度ではないかと推定されます。

水道光熱費込みの寮が無料提供される工場も多く、食事補助があることも珍しくないため、その年収に比べて、実際に自由になる金額は意外に多いのが特徴です。

それでも、期間工ゆえにライン工のままでは昇進も、昇給もありません。

加えて、高度な製造スキルが身に付く訳でもありません。

そうなると、正社員登用を狙うか、転職して生産技術を担う正社員になるか、という話に自然になりますね。ちなみに、生産技術担当の正社員の平均年収は500万円程度という統計があります。

正社員としての安定感に加え、期間工として工場勤務のライン工でいるよりも、およそ100万円の年収アップが期待できることになるのですね。 

 

ライン工から生産技術担当へキャリアアップを目指す鉄板ルートとその方法

 

そもそも、生産技術担当の仕事内容ですが、企業により多少の差はあるものの、製品の企画・設計、生産ラインの設計・準備、作業段取りの検討・作成、部品・資材の調達と在庫管理などが主なものです。製造現場のライン工が効率良く働けるようにお膳立てするのが仕事、とも言えますね。

ここから考えると、ライン工から生産技術担当を目指すのであれば、一つ上の視点が必要になることが分かるでしょう。

言葉を換えれば、日々漫然と製造現場のライン工をしているだけでは、決して生産技術へと進むことはできないことが、容易に想像できると思います。そうなると、生産技術担当未経験でも、正社員採用される求人を探す必要が出てきます。

最も可能性が高いのは、正社員登用に積極的な企業の期間工としてライン工を勤め上げ、現場から高評価をもらって登用試験を突破する方法です。正社員に登用された後、生産技術担当へと異動を狙う訳ですね。

高卒以下の学歴で、生産技術は未経験の30代初めくらいまでの方であれば、これが最もハードルの低いルートでしょう。

または、四大卒以上の学歴で20代半ばくらいまでの方であれば、 「未経験者可」を謳う生産技術担当を中途採用する求人に直接応募するのも手です。

減ってきているとは言え、若手の生産技術担当を自社で育てる文化・方針を持っている企業も確実に残っています。 

 

ライン工から生産技術担当へキャリアアップを狙うならアイシン・エイ・ダブリュ求人は絶対チェック!

 

例を挙げてみると、アイシン・エイ・ダブリュの生産技術担当の中途採用などは、ライン工は要チェックの求人だと言えます。

アイシン・エイ・ダブリュは、世界シェアトップのAT(オートマチックトランスミッション)製造メーカーであり、同時に世界有数のカーナビゲーションシステム製造メーカーです。そして何より、 若手の生産技術担当を育成する人材戦略を持っている企業なのです。

四大卒以上で20代半ばくらいまでの方ならば、生産技術担当は未経験だとしても、中途採用の求人は相当数あります。他方、期間工の立場でライン工として入社しても、アイシン・エイ・ダブリュでは正社員登用に積極的な人材戦略を採っています。

何と年間200名程度の期間工が、正社員登用される実績が数年間続いているのですね。

しかも、アイシン・エイ・ダブリュの期間工は、入社して僅か6ヶ月で正社員登用試験の受験資格を得られるのです。

他社の場合、入社して1年程度経たないと、受験資格を与えられないことが一般的です。

これは他社でライン工として勤務するよりも、アイシン・エイ・ダブリュでライン工を務める方が、正社員に登用される可能性が遥かに高いことを意味しています。

期間工から正社員登用されれば、ライン工から生産技術担当への道も拓けてくることになります。

 

20代がベスト?ライン工から生産技術担当を狙いやすいホンダ

参考までに、アイシン・エイ・ダブリュと対照的な企業の一例として、ホンダ(本田技研工業・HONDA)を挙げてみましょうか。

イン工から生産技術担当へのキャリアアップを目指す際、2つのルートがあり得るのは、先に述べた通りです。

未経験可の生産技術担当社員の中途採用を狙うか、期間工として採用された後に正社員登用を受け、ライン工から生産技術担当へと異動を狙うか、いずれかですね。

ホンダの場合、残念ながら、どちらのルートでも生産技術担当としてキャリアアップするのは厳しいようです。

生産技術担当を中途採用する求人自体は多くありますが、ホンダでは経験者のみが対象となる案件ばかりです。

仮にライン工が応募してみても、採用に至る可能性は限りなく低いでしょう。他方、期間工の立場でホンダのライン工に採用された後、正社員登用を狙う方が、まだ可能性はあります。

それでも、ホンダ期間工から正社員への登用数は非公開ですし、関係者からの話を総合しても、年間を通じて多くても60~80名程度ではないかと推定されます。企業規模からすれば、期間工からの正社員登用に積極的であるとは言い難いでしょう。

ましてや、30代以降で登用される可能性はほとんどない、と言われます。ライン工が生産技術担当へとキャリアアップを狙うには、ホンダはハードルが高い企業と言えそうです。 

 

まとめ

工場勤務のライン工からキャリアップめざすなら生産技術担当がベスト

 

製造現場のライン工から生産技術担当へとキャリアアップを狙う際に、押さえておきたいポイントをお話しました。

自分の持っている条件を冷静に眺めて、受かりやすいルートを見極めるのが大切なのですね。年齢、学歴、職歴など、持っている条件は人それぞれです。

つまり、ライン工から生産技術担当へ進むためのオススメのルート(どこの企業にするか、中途採用か、期間工からの正社員登用か)も、人それぞぞれなのです。いずれにせよ20代の内に、可能ならば20代半ばまでに、意思を固めてアクションを起こす方が、圧倒的に有利なことは感じていただけたのではないでしょうか。

 

 

 

 

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